研究室配属希望の方へ

最終更新日:2023/11/24


宮田研究室への配属をご検討いただき,ありがとうございます。このページでは主に,学部3年生配属を希望する本学部情報科学科の学部2年生,修士1年生配属を希望する学外の学部4年生,博士1年生配属を希望する学外の修士2年生・社会人の方向けに,宮田研に入るとどのような研究生活が待っているのかご紹介します。


各種資料(随時更新)


基本方針

  • 人を幸せにする研究をします。あっても無くてもいい自己満足の研究はしません。ただし,今すぐ誰かの役に立つものに拘る必要はなく,10〜100年後に役に立つと信じられるものであればOKです。
  • 本気で楽しんで研究します。研究には大変な困難がつきものですので,自分が楽しいと思える研究テーマを見つけていただきます。先輩から引き継いだものでも,自分で考えたものでもよいので,楽しみながら研究してください。
  • 健康第一で研究します。心身をこわしてまで進めなければいけない研究はありません。宮田研はいつでも自他の健康が最優先です。

Link: 研究プロジェクト一覧
Link: 活動記録

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修得を目指す専門知識

  • Human-Computer Interaction(HCI)の学術的知識:コンピュータ(例:スマートフォン,エージェント)がどのような見た目・振る舞いであれば,ユーザにとって分かりやすく使いやすいものになるのかを明らかにするための専門知識を修得します。
  • AIプログラミングの知識:ユーザの行動に対応してインテリジェントに振る舞うシステムを作るため,基本的な機械学習手法や,ディープラーニングを使いこなす能力を身につけます。
  • IoTプログラミングの知識:ユーザがわざわざコンピュータを操作しなくても環境(中に仕込まれたコンピュータ)が自律的にユーザを支援するために,センサなどを駆使したIoTプログラミングの能力を身につけます。


修得を目指すスキル

  • 相手に伝わる文章作成能力・プレゼンテーション能力:研究においてはもちろん,社会に出るためにも,自分の考えを相手に誤解なく伝えられる文章作成能力・プレゼンテーション能力は必須です。宮田研では日常的な研究活動を通してこの能力を徹底的に鍛えます。
  • 互いを支え合うチームプレイ能力:技術進歩が早く,人々の価値観が多様な現在,たった1人で世界にインパクトを与えようとすることは困難ですし,妥当ではないと思います。宮田研では博士・修士の学生が多いメリットを活かし,学年横断チームで研究を進めることで,互いに支え,協力しあうスキルを醸成します。
  • 計画通りに物事を進める自己管理能力大きな物事を素早く実行するのにはコツがあります。宮田研では,民間企業で11年間の勤務経験がある宮田の経験に基づき,計画通りに物事を進めるための考え方,方法,ツールについて学びます。



研究室設備
大きい学生用実験室があります。研究に必要なVR機器ロボット電子工作道具はもちろん,クリエイティブな発想を支援するための洗練されたデザインのデスク・チェアや芝生を用意しています。

研究室内は,主にミーティングを行うためのMeeting Zone(左)と,
クリエイティブな作業やeSports研究を行うためのCreative Zone(右)に分かれています。

下記360度映像はマウス等で操作できます。宮田研の様子をじっくりご確認ください。

Meeting Zone



Creative Zone


卒業生の進路
宮田研では大学院への進学を推奨しており,多くの学生が修士課程に進学しますし,博士課程の学生も増えています。このように大学院生が多いので,先輩から手厚い研究指導が受けられますし,彼らを参考にして自らも安心して大学院生に進学できます。社会に出て数十年活躍するための基礎作りとして,ぜひ大学院への進学をご検討ください。

  • 2024年度進学者:修士7〜8名 + 博士1名の見込み
  • 2023年度進学者:修士2名
  • 2022年度進学者:修士5名 + 博士1名 + 外部から修士9名
  • 2021年度進学者:修士5名 + 外部から博士2名・修士1名
  • 2020年度進学者:修士2名 + 他大学へ2名進学
  • 2019年度進学者:修士2名
  • 2018年度進学者:修士2名

就職先はIT企業の研究開発職が多いです。大手企業への就職も年々増えてきています。大学院生は大手企業の親会社に,学部生は大手企業のグループ会社に就職する傾向があります。

  • 2023年度修了・卒業者:NHK,ソフトバンク,日本IBM,他
  • 2022年度修了・卒業者:ソフトバンク【2名】,富士ソフト,エキサイト,他
  • 2021年度修了・卒業者:メイテック,東芝デジタルエンジニアリング,ソーバル,他
  • 2020年度修了・卒業者:ドワンゴ,富士通,日本アルゴリズム,他
  • 2019年度修了・卒業者:ソフトバンク,セガ,アットホーム,他
  • 2018年度卒業者:NTT-AT,富士ソフト,富士通システムズウェブテクノロジー,他
  • 2017年度卒業者:セコム,横須賀市,他

Link: 卒業生の進路


博士学生の募集
宮田研では博士学生を募集しています。2023年度現在2名の博士学生が在籍しています。

いわゆる社会人博士も歓迎します。上記2名のうち1名は社会人博士です。宮田自身も社会人として博士課程を修了しました。博士号取得を目指す方,学び直しをしたい方はお気軽にこちらからご相談ください。


外部との交流
宮田研は外部との交流が活発な研究室です。ぜひ幅広い方々と交流を深めてネットワークを広げましょう。就職,進学に結びついた事例もあります。

企業との共同研究としては下記の実績があります。

  • 日本電信電話株式会社様: eMuscle (eSports案件,2023年度〜)
  • ソフトバンク株式会社様: Hazy RoomsMeeting VizA/O Mediator (2019年度〜)
  • 日本電信電話株式会社様: PraiserNazuki (コミュニケーション分析案件,2018年度〜)
  • NTTレゾナント株式会社様: Joker (2016〜2017年度)

大学同士の交流としては下記の実績があります。

  • 日大文理学部情報科学科大澤研との対話型エージェントに関する共同研究 (2021年度〜)
  • 情報経営イノベーション専門職大学とのバリアフリーに関する共同研究(2021年度〜)
  • NTT,津田塾大,日大生産工学部との合同ワークショップ (2019年度)
  • 慶應大重野研,千葉工大屋代研,明治大小林研,筑波大井上研,玉川大塩澤研,東京工科井上研との合同合宿 (2019年度)
  • 日大生産工学部古市研との合同ワークショップ (2019年度)
  • 日大生産工学部古市研との合同ゼミ (2018年度)
  • 明治大小林研との合同ゼミ (2018年度)
  • 津田塾大村山研との合同ゼミ (2018年度)
  • 電通大江木研との合同ゼミ (2017年度)
  • 慶應大重野研,千葉工大屋代研,明治大小林研,筑波大井上研との合同合宿 (2017年度)
  • 日大文理学部情報科学科北原研との合同合宿 (2017年度)
  • 慶應大重野研,千葉工大屋代研,明治大小林研,筑波大井上研との合同合宿 (2016年度)
  • 日大文理学部情報科学科北原研との合同合宿 (2016年度)


研究室見学
宮田研は常に見学可能 (出入り自由)です。少しでも興味がある方は,ぜひ遊びに来てください。いきなり飛び込むのは気が引けるという方はこちらからご相談ください。参加しやすい時間帯をご案内します。Zoom等によるオンライン相談にも対応します。


ご質問がある場合
学内の学部生の方は8号館A010にお越しください。研究室配属前の見学シーズン以外でも見学大歓迎です。1・2年生のうちから遊びに来てくださって構いません(実際にそういう方もいます)。大学院入学をご希望の学外の方はこちらからご相談ください。


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