Nazuki
適切な相槌は対話を円滑にする。これは人間同士の対話においてのみならず,人とエージェントの対話においても言えることである。すなわち,エージェントが人と円滑な対話を行うためには,エージェントは適切な相槌を打つ必要がある。我々は,人間同士の対話コーパスをマルチモーダル分析し,話し手の表情・声の様子・発言内容に対して,どのような相槌を打つことが適切なのか明らかにする。この知見に基づいて,適切な相槌を打つエージェントを実現することを目指す。
査読付国際会議
- Toshiki Onishi, Naoki Azuma, Shunichi Kinoshita, Ryo Ishii, Atsushi Fukayama, Takao Nakamura, and Akihiro Miyata: Prediction of Various Backchannel Utterances Based on Multimodal Information. Proc. the 23rd ACM International Conference on Intelligent Virtual Agents, Article No.47, pp.1–4 (IVA ’23) (2023). [Full-text available]
- Shunichi Kinoshita, Toshiki Onishi, Naoki Azuma, Ryo Ishii, Atsushi Fukayama, Takao Nakamura, and Akihiro Miyata: A Study of Prediction of Listener’s Comprehension Based on Multimodal Information. Proc. the 23rd ACM International Conference on Intelligent Virtual Agents, Article No.30, pp.1–4 (IVA ’23) (2023). [Full-text available]
研究会・シンポジウム
- 鹿摩大智, 岡哲平, 大西俊輝, 東直輝, 石井亮, 宮田章裕: マルチモーダル情報に基づいて適切な相槌を提示するシステムの検討. 情報処理学会シンポジウム論文集, マルチメディア, 分散, 協調とモバイル (DICOMO ’24), pp.468–474 (2024).
- 鹿摩大智, 岡哲平, 大西俊輝, 東直輝, 石井亮, 深山篤, 宮田章裕: 聞き手の相槌種類に応じた表情生成システムの基礎検討. 情報処理学会インタラクション2024論文集, pp.658–661 (2024).
- 東直輝, 大西俊輝, 木下峻一, 石井亮, 深山篤, 宮田章裕: マルチモーダル情報に基づく相槌種類予測の定性的評価. 情報処理学会研究報告コラボレーションとネットワークサービス (CN), Vol.2024-CN-121, No.29, pp.1–7 (2024).
- 東直輝, 大西俊輝, 木下峻一, 石井亮, 深山篤, 中村高雄, 宮田章裕: マルチモーダル情報に基づく多様な相槌の予測の検討. 情報処理学会シンポジウム論文集, マルチメディア, 分散, 協調とモバイル (DICOMO ’23), pp.352–358 (2023).
- 東直輝, 大西俊輝, 木下峻一, 石井亮, 深山篤, 中村高雄, 宮田章裕: マルチモーダル情報に基づく多様な相槌の生成の基礎検討. 情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス (GN), Vol.2023-GN-119, No.8, pp.1–6 (2023).
- 【受賞:優秀発表賞】木下峻一, 大西俊輝, 東直輝, 石井亮, 深山篤, 中村高雄, 大澤正彦, 宮田章裕: マルチモーダル情報に基づく聞き手の理解度推定の基礎検討. 情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス (GN), Vol.2023-GN-119, No.7, pp.1–6 (2023).
- 大西俊輝, 木下峻一, 東直輝, 石井亮, 深山篤, 中村高雄, 宮田章裕: マルチモーダル情報に基づく聞き手のバックチャネルの種類推定の基礎検討. 情報処理学会グループウェアとネットワークサービスワークショップ2022論文集, Vol.2022, pp.64–66 (2022).
この研究は日本電信電話株式会社との共同研究である。