
人にやさしいコンピュータを創る
宮田研究室は人にやさしいコンピュータを創ることを目指し,HCI(Human-Computer Interaction)技術を適切に組み合わせ,身体的・心理的・社会的な障壁を回避するための手段を提供することをミッションとしています。
AI,IoTなどのテクノロジーが急速に発展している現在,暮らしはどんどん便利に,豊かになってきています。しかし,社会には様々な理由で不自由を強いられる弱い立場の人達が数多くいます。例えば,身体的な理由で移動に苦労する人達,心理的な理由で人と上手くコミュニケーションできない人達,社会的な理由で不必要な苦労を強いられている人達です。また,テクノロジーが急速に発展してしまったがために,これらを上手く使いこなせないと相対的に不便な生き方を強いられる(ICT弱者)という問題もあります。
宮田研では,練習しなくても使えるインタフェース,繊細な心理に配慮したインタフェース,無意識に使えるインタフェース等の研究開発により,弱い立場に置かれた人が身体的・心理的・社会的な障壁を回避できる世界を目指しています。